東京大学物語

久しぶりに東京大学物語を読んだ。コンビニで、3、4巻辺りが安く売ってたから買ったの。
初期の頃は、スピリッツで結構読んでいたけど、久々に読んだらこれはこれで新鮮だった。
村上くんの延々と続く妄想がやたらと懐かしかった。
誰にでも自意識は少なからずあって、他人の視線を気にしてしまって、それが自分の行動を縛り、限定してしまう、なんていうことはよくあることだ。そして、その過剰なまでの自意識をここまで客観視して見せるのもおもしろいな、と思ったけれど、そこにある根底は純粋なまでのエロなので、とても読みやすいのな、と、言っていました。茂庭が。

で、何が言いたいかというと、遥ちゃんは、男の永遠の憧れを象徴したものだ、ってことだと思うし、分かりやすいシンボリズムではあるけど、そこを江川達也は意識的に挑発しているんじゃないか。と。天真爛漫さという挑発というか。

まあ、読みながら、勃起してたので、そんなこと全くどうでも良かったんだけど。
天真爛漫さという挑発、って書いてて意味わからん。