ミニミニ大作戦

まあ、ミニミニ、という形容詞(形容詞なのかわからんけど)が、作戦にかかっているとしたら、大作戦でもなんでもないよな、ミニ1個分と大が相殺されて、ミニ作戦だよな、と、屁理屈を言うたのは、多分、僕が1001人目だと思う。惜しい、あと一歩早ければ、ちょうど1000人だったのに。
え? 1000人目は、高岡さん?

誰やねん、高岡さんんて。

そんなわけで、どうでもいいや高岡さんのことは。リメイクだから、ってのは分かるけれど、やはりこの邦題はどうかと思う。絶対、見に行かないもん。普通だったら、絶対借りないもん。
でも、セス・グリーンが出てるって情報を小耳に挟んで、それをまた開いて、を繰り返していたら、飽きちゃった。あと、耳がじんじんしてるよ! という感じで、見たよ。

テンポが良くておもしろかった。かなり痛快というか。うわ、痛快なんて言葉久々に使った。痛快、って言葉を使ったときは、そのあとに、ウキウキ通り、と付けてたから、なんか、痛快さん、一人でだいじょうぶ? みたいな心持ちになった。ならないの騒ぎ。

騒ぎが収まったので、続けるけど、まあ、展開は読めるけれど、ほんと心地良く進むし、敵役のノートンはやはりうまいし、セス・グリーンのキャラはとても好きだし、というか、セス・グリーンが好きだし、というか、オースティンパワーズのスコットが好きなだけなんだけど、かっこいいから。まあ、それに加えて、シャーリーズ・セロンがきれいだし、車はかっこいいし、というか、ミニだし、おもしろかったな。娯楽って、こういうもんだな、って思う。そういう潔さみたいなのは、すごく好感が持てた。そして楽しかった。マーク・ウォルバーグのにやけ顔だけは意味分からんけど。にやける意味が分からん。にやける意味がわからん。
連呼したった。

でも、マーク・ウォルバーグは、ブギーナイツでは結構良かったのになあ。というか、あの映画が良すぎるからだけど。ブギーナイツ大好きだ。めちゃめちゃおもしろい。でかちん伝説。

そんなマーク・ウォルバーグのにやけ顔に違和感を抱きつつも、この映画は楽しめたので、これからもミニミニ大作戦のことを応援しようと思う。応援って、なんだ。
フレーフレーとかか。勢いで言っちゃった。

でも、ああいうグループっていうか、チームプレイっていいよね。それぞれが役割決まってて。俺は、女を騙す役、みたいなさ。ジャガイモ顔して言ってみたりしてさ。まあ、アイダホ州では結構功を奏してみたりして。なんだか、あなたの顔を見てると、ほくほくしてくる。と、どういう意味で受けとっていいのか、茹でたてなのか、気になりつつ。
そんなチームプレイみたいなやつと言えば、特攻野郎Aチームを思い出すな。懐かしいよ。あれにも、ハンサムな役の人がいたな。その名も、フェイスマン。あ、自信ないけど。そのまんまやないか、みたいな。
特攻野郎Aチームは、僕が住んでいたところでは、日曜日にやってたなー。友達は、クレイジーモンキーが好きだったな。ひどいな。でも僕もそうだったな。

そんなことを思い出させて、ノスタルジーを感じた、ミニミニ大作戦でした。ミニミニ、っていうアパマン的な何かは、どうなのさ。
ミニミニのCMの子役は、ちっともかわいくないよ! みんなも注意して見て!
最近は、少し成長してきているよ!