「彼氏彼女の事情」20巻 津田雅美

彼氏彼女の事情 (20) (花とゆめCOMICS)

彼氏彼女の事情 (20) (花とゆめCOMICS)

ぬおー、書くの忘れてた。
なんか、いろんな意味で、すっきりとした。総一郎の(なんか、わけわかんない)心の闇、父親とのしがらみ、有馬家の呪い、みたいな、そういうのがすっきりした、ようやく、一歩先に進むなあ、と思う。だけど、これ、連載自体がもう終わり(すでに終わってるのかな)みたいなんだけど、あとは、丸く収まって、終了ー、って流れなのかなあ。よくわかんないけど。
でも、ずっと置いてけぼりにされていた、ほかのキャラクターと、どう絡むのか、非常に気になるところではあるよなあ。なんか、そう考えると、全体として、うまく絡み合ってないよなあ、つくづく。点でしか、絡まないというか。まあ、総一郎を構成する一つの面として、それぞれ成り立っているにしても、その面同士がうまく重なってない、というか。父親とのエピソードが無事終わりました、すっかり心の闇がとけました。めでたし。じゃあ、次は、そんな総一郎が仲間たちと、みたいな、流れになったら、そのままスライドしているだけ、という感じがするなあ。まあ、それはそれで別にいいんだけど、すっぽりと、ここ何巻が一つの面だけにスポットが当てられていて(それはそれで仕方ないし、途中で混ぜられても混乱するだけなんだけど)、それから、エピソード前とエピソード後、という位置関係で、なんだか、ほかの描かれてない友達とか、学校での場面、というのは、そのまんま、一時停止させられていた感じ、がしそうで、それだけは、いやだなあ、って思う。うまく言えないんだけど。

まあ、何よりも、簡単に結婚やら出産を許してもらえた、ってところが、すごいよあな。今までとは違って、これからは、人生そのものを祝福される総一郎(及び宮沢さん)、ということなのかなあ。どうなんだろう。
とにかく、文句ばっかり言ってるわけじゃなくて、どう終わるのか、きちんと、カタルシスがあるのか(求めるのが間違っているのかもしれないけれど)、楽しみなところです。

うおー、まだまいっぱい書きたいことがあるー、といわけで、明日(以降)にでも。また。