THE VINES

わー、VINESの新譜出たんかー、と思って買ったら、先行シングルだった。
うっかりさん。うっかり屋さん。
基本的に、僕は、すげーミーハ―なので、いわゆるハイプなどと言われている最近のバンドでも、嫌いじゃないし、むしろ好きだ。
ストロークスに始まり、リバティーンズ、コーラル、更にはジェットなんかだって、1曲だけだけど、めちゃめちゃかっこいい、と思ったりもする。だから、ヴァインズのも楽しみだったのだ。ミーハーだからね。なんか、音楽雑誌に載ってそうなのばっかりじゃん。恥ずかしい。CDデータだっけ。SHOXだっけ。
フールズメイトか。
まあ、なんていうか、音楽雑誌なんて、きっとどれでもいっしょだ。ロッキンなんとかオンとかでも変わりはないよ。恥ずかしい。トーキンロックってなんだ。
レッツ飲みニケーション的発想か。

で、ヴァインズの先行シングルを聴いてもあんまりぴんとこなかった。
だからといって、やっぱ、ジザメリだよ、だとか、俺もうフーしか聴きません。だいたいあとはうんこだから。うんこですから。おうんこさんですから。
などと頑なに懐古主義をするわけでもないし、もうロックとか終わってんじゃん、とかいくらでも言えるんだろうけど、僕は、常に新しい音楽が出てきて、いつまでそれを聴いていられるんだろう、いつまで、かっこいい、とか思ったりするんだろう、って考えたりしないこともない。
今更、言うまでもないけど、音楽を自分が消費している、っていう実感が、とてもだるくなる。聴かなくたって生きていけんじゃん、って思う。実際、平気だと思う。

でも、意味なく、無反省にCDは増える一方で、どんだけ聴いてるのか、って考えると、げんなりもするけど、とりあえず、言いたいことは、初期のASHの曲が入ってたコンピが売ってて、それはすごく嬉しかった。
ASHは好きだ。春には新譜が出るらしい。初期のキラキラとして、胸がキュンとなるようなポップさだったらいいのにな。

なんだ、この語彙は。
キラキラとして、胸がキュンとなるポップ。
だってさ。
恥ずかしい。何歳の作文だ。

「修学旅行でおいしかったものは、2日目の夕飯で出た、すき焼きと、車内で食べた団子です。みんなは、うどんがおいしかったと言ってました」

おいしいものだけを書くスペースじゃないよ。