ASH「MELTDOWN」

ほんとにほんとに、すっげー楽しみにしてた。今んとこ、今年、1番出るのが楽しみだった新譜。

本当にASHが好きだ。ミーハ−かもしれないけど、青臭いかもしれないけど、あまあまかもしれないけど、それでもASHの曲はすごく好きだ。素晴らしいメロディ。切なくてキュンときて、幸せにもなれる、そんなメロディは、ASHにしか作れない気がする。本当に、ティムのメロディセンスはびっくりする。単純にポップなだけじゃなくて、クセになる。やめられなくなる。

前に、ウィーザーのサーフワックスアメリカが曲の理想だ、って書いたけれども、僕にはもうひとつ、曲の理想というか、最高の1曲というのがあって、それが、ASHの「A LIFE LESS ORDINARY」だ。
本当に、イントロから歌い出しの入りから、間奏から全てが好きだ。本当に、自分にとって、パーフェクトな曲なのだ。なのだ、とか言っちゃって、馬鹿みたい。
でも、本当にこの曲は何回も何回も聴いてもいつも胸がすごく切なくなるし、とても嬉しくなったり涙が出るほど悲しくなったりもするけれど、大好きだ。すごい好き。
こんなこと言うの、すごいアホらしいんだけど、この曲に出会えたことが、本当に幸せだと思う。
あなたに会えてよかったね、わたし、とかそういうキョンキョン、香港のノリで言えば、キョンキョングみたいなことを言ってみた。HONGKONGのGは読まないものだし、なんだ、そんなノリは。

んで、そういうわけで、新譜の話だけど、最初に聞いてみて、まあ、びっくりしたけど、音が重い。イントロから、ギターがグゥイングウィン言ってる。言ってるのかどうかわからないけど、どことなくメタル。ヘヴィな感じ。
ASHらしくねえなあ、とか思いつつも、メロディがぐにゃぐにゃして、きらきらして、ってこの説明、全然説明じゃないね。んでも、メロディがとてもポップだけど、いろんな展開があって、気持ちいい。
なんか、青臭さ、みたいな、繊細さというか、美メロだけでぐいぐい行く感じが薄まって(相対的に)、かっこいいなあ、って感じもある。でも、やはりメロディが秀逸というか、それに尽きるなあ、って感じ。ASHは。本当に。
ティムは、すごいなあ。本当にメロディが溢れ出て来てる感じだなあ。
って思う。
まだ、正直、新譜だー、っていう嬉しさとテンションの高さで、何でも嬉しい、って感じだけど、どんどん聴いてくと、どんどんはまっていく感じかも。
全体的に、捨て曲は少ない感じ。ASHは、シングルばかりがいい、って感じで、あんまりアルバム全体をじっくり聴く、ってより、それこそベストでいいよ、って感じはするけど、このアルバムは、じっくり聴けそうだ。
これから、どんどん聴くぞー。楽しみ。

あと、2枚目のDISCはライブCDなんだけど、1曲目から、なんか、ガールフロムマーズで(日本盤)、泣きそうになった。なんでだろ。ティム、ヘロヘロだな、とか思いながらも。
ほんと、「A LIFELESS ORDINARY」も入っているので、すげー嬉しい。なんか、あまりに嬉しくて、この曲がサントラで入っている、ダニー・ボイルの「普通じゃない」を借りてきてしまった。それについては、また今度書きます。

とにかく、ASHは、今年、フジに来るらしいのだけど、見れたら本当に嬉しいなあ、まじで感動するだろうなあ、って思う。行けないんだろうけど。