「SOIL2巻」 カネコアツシ

出たー。出たー。よくわからんけど、出たー。
とりあえず、他の漫画をいろいろ読んでいて、うおー、カネコアツシの新刊だぜー、って読むと、もう絵柄というか、線の太さにうおおお、ってなるよ。うおー、って言うてばっかりじゃないか、って感じだけども、なんか、ある意味、圧倒される。あの絵柄、好きだぜー。かっこいいぜー。

んで、ソイルの1巻は、むちゃくちゃにおもしろくて、うおー、こういうの読みたかったんだぜー、うおー、ってまたうおー、って言ってたわけなんだけど、ほんとに続きが楽しみだったので、2巻が出て、むっちゃボリュームがあって、嬉しかったんだけど、読んでみたら、謎はまるで解決してないんだけど、いろんな別の謎が解決したりして、そういうところで、がっかりしたり、うんざりしたり、そこでまた少しわくわくしたり、そういう感じでした。
すっごい抽象的だけど、ほんとに、そういう心持ちだったのだー。

なんていうか、自分で、この話はどうなるんだろう、この謎は、どういうことなんだろー、って、考えられる余地も少なくて、もんもんとする、わくわくとする、考える余地もないのに材料もないのに考えてわかんねー、ってなる、そういう感触がすごい好きなので、こういう漫画はとてもおもしろいのです。まだまだわくわくするぜー。
とりあえず、謎は解決していないけれど、人間の心の闇って、いやねえ、みたいなところを描かれたところは、なんか、必然だとしても、げんなりしちゃったりして、それでも残る謎にどきどきです。
絶対、1巻のわくわくした感じは、もう取り戻せないけど。