「デスノート 3巻」 

今更自分が週刊ジャンプの漫画を読むとは思わなかったけれど、おもしろいよ、と勧められて読んでみたら、なるほどなあ、って思いました。これはおもしろいなあ、っていうか、おもしろくなる要素がいっぱいあるなあ、っていう感じで。
んで、これは、もう早く終わった方がいいんじゃないか、って思えるんだけど、なんか、いろいろとルールが後から後から出てくる感じって、どうにでもなる、っていうか、そこがやなんだけど、話としては、もう、Lが勝つかライトが勝つか、でいいじゃん、って思うんだけど、だけど、全部を説明する義務がない、みたいなことになってると、後から後から、どんどん膨らんでいく気がして、よくわからないや。
だけど、3巻の最後に出てきた、ニセキラが、すごいなあ、こいつ、頭悪ければいいのになあ、って思うんだけどな。だけど、取引をしたから顔を見ただけで殺せる、っていう、その強さで、むちゃくちゃに壊して欲しいなあ、って思ったんだけど。だけど、連載を読んでる人から聞くと、頭いいらしいじゃないか。
なんか、馬鹿が、秀才に勝てる、っていうところを見たいんだけどな。むちゃくちゃにしてほしい、っていうか。
まあ、それだと、おもしろくないのかもしれないけれど。だからこそ、すぐに終わって欲しいなあ、って思う。今の展開が、おもしろいからこそ。
っていうか、読んでて頭が痛くなった。ほんと、つかれた。
普段でもそうだけど、人の気持ちを読んで、それを読まれている、とか思って、その裏の裏を……とか考えると、もうすごい気持ち悪くなって、そういうのをものすごく見せられてるところが、しんどくなります。

だけど、おもしろいけど。
あー、頭がいい、って大変だなあ、って本当に思う。僕、おなかすいたー、あ、やっぱりすいてなかった、とか言うてるだけだから、なんか、しんどそうだなあ、って思うよ。いらない心配だけど、完全に。
ていうか、頭がいい、って大変だなあ、って思う時点で、もうだめじゃん、丸だしじゃん、って感じなんだけど。何が、しんどそう、やねん、って話だけど。
でも、今、ジャンプを読んでる子供って、こんなに頭が痛くなるようなのを読んでいるんだねー、って思うと、ほんとに、僕が読んでた時とは全然違うんだなあ、って思うよ。すごいなあ、って思う。
僕が読んでた時は、ぬけ作先生、とかで、げらげら笑ってたけども。スクラップ三太夫に期待をこめていたわけだけども。そして涙が出るほど失望して、キックボクサーマモルにおいては。もはや。